BLOG.NOIRE

THINK ABOUT SOMETHING.

ゲーム

シームレスモーション Pt.2

僕がゲームの構造を意識し始めたのって、多分神々のトライフォースからだ。DQとFFは「取り敢えずプレイしときました」感があったし、面白くてもそれを深く考えることはなかった。 神々のトライフォースが自分の初ゼルダだけど、友達から借りてプレイして、み…

シームレスモーション

ドラゴンズドグマの動画を観ていて気付いたのだけど、特殊攻撃ないしはスキルと思われる攻撃ではスタミナを消費してるけど、通常攻撃ではおそらくスタミナを消費していないということ。 これはオープンワールドのテンポを考えた結果なのかな、と軽く見流して…

オープンワールドのジレンマ

ゲーム制作の知識は全くないし、誤解だらけかもしれないけど、ドラゴンズドグマのようなオープンワールドでマルチプレイが中々実装されないのは、そもそも論的な問題があるような気はする。 それ以前にコンセプトの問題なのかもしれないけど、例えばドラゴン…

アクションゲームの分かれ目

アスラズラースはやってないから分からないけど、おそらくスタイリッシュアクションの系譜だろう。その時点で文法的に煮詰まってるし、プレイ前に大体のプレイフィールが読めてしまう訳だから、どこかの雑誌が高得点を付けない限り、売れないと個人的には思…

キレイキレイの虚構性

漠然と思ったのだけど、ドラゴンクエストとツァラトゥストラはなんとなく似ている。現実とかけ離れているのにリアリティーがあるという、純漫画的な意味で似ている。 僕はドラクエには結構否定的な立場だけど、それは局所的な限られたリアリティーしかないと…

ゲームフォーマットの頭打ち

グラビディデイズの体験版をプレイしたけど、これはinFAMOUSの電気が重力になったバージョンという感じだ。この操作感でクエスト型のオープンワールドを楽しめるならかなり期待だ。 少し話は飛躍するけど、一つのアイディアで以後全ての後続がそれに続かなき…

VITAの感想

土曜にVITAを買って、そこから日曜まで終日遊びまくる。と言ってもほとんどみんいつだけど、気が付いたら夢中でプレイしてた。 ゲームは正直まだ買ってないのに、これで二日間楽しめた。そろそろ面白さの頭打ちかな、という気もするけど、今日も創作が一段落…

夕闇通り探検隊のワンシーン

今はもう引退したし、第一線で活躍したこともないヘタレだけど、僕が過去格闘ゲームをやっていた頃の経験で言えば、「自然 > 工夫 > 努力」という差が在ったように思う。 自然というのは一番理想的な状態で、体が脳を経由せずにそれ自体で状況を合理化する…

ゼルダの哲学

ルールプレイというのは「神憑り」で、ゲームがプレイヤーを定義する、既成事実の器。ロールプレイというのは「我宿し」で、プレイヤーがゲームを定義する、天地創造の器。前者はゲームが高解像で、後者はプレイヤーが高解像だが、この両者をハイブリッドさ…

ロール!ルール!ロール!

厳密にはもっと遡ることができるだろうけど、操作性の難をゲームの難易度とすり替えてしまうことを堂々とやり始めたのって、バイオハザード辺りが最初だと思う。 当時は「思い通りに動かせないから怖いというのは卑怯だ」と思ったが、今ではそれも立派なゲー…

第三のロールプレイ

ゴッドオブウォー3以来ゲームはほとんどやってないが、ダークソウルを昨日から頑張ってプレイし始める。時々「また同じ繰り返しか」と思う時は在るけど、それもひっくるめて全体としてかなり面白い。 まだまだ序盤なので推定だけど、結局このゲームのシステ…

ゲームクリエイターに晩成型は存在するのか

僕は結構バカ正直に「継続は力なり」という言葉を信じているけど、その継続する装置にアクセスすること自体が難しいジャンルがある。文学に対する漫画、絵画に対する映画という具合にだ。 桜井氏は「ゲームクリエイターは才能である」というような旨の発言を…

ドラゴンズドグマに求めるもの

今更だがダークソウルよりもドラゴンズドグマに期待してる自分は少数派なのだろうか。 時のオカリナがオープンワールドかどうかはともかくとして、コキリの森を抜けた瞬間広大な世界を我が物にしたような世界征服感を初体験した以降、それが忘れられない原体…

国民的ゲームの条件

最近のゲームはとにかく最後までやる気がしないが、これは「ゲーム内行動の確実性」が保障されないという所に原因があると思う。 もしかすると懐古主義者的発想なのかもしれないが、昔のゲームは選択肢がほとんど一択状態だったので、定期的に訪れるその鉄板…

ゼルダかディアブロか

世の中には量的ロジックのゲームと形的ロジックのゲームがある。前者は「必ずしもその手順を踏む必要はないが踏んだ方が圧倒的に有利」というロジックを指し、FFで言えば海の敵に雷系統の魔法を使うようなもの。 でもこれは「絶対的な手続き」ではないので例…