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THINK ABOUT SOMETHING.

アプリのアイディア

できるかどうかはともかく、iOSとかAndroidのアプリを考えてみた。最近のスマホには音声認識が標準搭載されてると思うが、あれはあくまで平均的な声紋というか、平均的な音声の波形に合わせてしゃべらなければならず、お年寄りやかくぜつの悪い人とは相性がよくない。

 

そこで自己音声を登録し、それをボタン化するというシンプルなアイディアを考えた。例えばスマホの設定を呼び出したい場合、「せってい!」と音声登録するとそれが声紋となり、以降『自己音声が基準で音声認識できる』という状態になり、設定を呼び出せる。要するに、平均に合わせなくてよい訳だ。

 

「しょうでんりょく!」と音声登録すれば、以降自分に合った発音をするだけでBluetoothWiFiを切れるし、「ついったー!」と音声登録すれば、以降自分に合った発音をするだけで紐付けたツイッターアプリを起動できる。つまりランチャーにもなる訳だけど、敢えてこれを選ぶ理由が不十分。

 

それを解消する為に、ホーム画面のアンロックをこの登録した音声ボタンと紐付けるのだ。例えばホーム画面を立ち上げて、アンロックして、「しょうでんりょく!」と発音してたら三度手間だが、登録した音声ボタンは『それ自体がアンロックのキー』となり、ホーム画面から一気にアクションに飛べる訳だ。

 

例えば「しょうでんりょく!」でもキーになるし、「ついったー!」でも「せってい!」でもキーになる訳だ。これでランチャーアプリとの差別化もできるけど、もう一歩推し進めて、登録した音声ボタンをあらゆるアプリで共用できるようにし、現在実行中のアクティブアプリと音声ボタンを紐付ける。

 

例えばツイッタークライアントを起動中に「すすむ!」と言うと、ページがスクロールされ、あるいは電子書籍ビューアを起動中に「すすむ!」と言うと、次のページに移動する。そしてその「すすむ!」という音声登録は一回ずつ別々に行う必要はなく、ここまでに書いた仮のアプリに登録すればそれでOK。

 

言わば極めて個人的な自己声紋データベースを作り、それを全てのアプリが参照し、且つ同じ音声ボタンでも各アプリ(アクティブアプリ)ごとに別々のアクションが実行される『中間アプリ』を作るという訳だ。これでおじいちゃんのふがふが声でもRedEyeでエアコンのON/OFFができようになる。

 

但し街中で音声コマンドを使えるかと言われればそれは疑問で、恥ずかしさが先立つし、基本は家用になるだろう。でもこの『自己音声を登録しそれをボタン化する』というアイディアはゲームの世界でも応用が利きそうなんだよな。ボイスコマンドというのは大昔に考えたけど、あれの精度が格段に上がる筈。

 

まあいくら語ったところで、それを作るスキルは全く持ち合わせていないが……orz