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第四回文学フリマ大阪、初参加の感想

第四回文学フリマ大阪、初参加の感想です。
来場者視点と言うよりも、出展者視点にて。

 

先ず僕たちは初参加だったので、いろんな不備が目立ちました。
事前に調べておいた必要物は用意しましたが、例えばテーブルクロスにしてもアイロンをかけた方が良かったでしょうし、名刺にしてもサイトのQRコードがあるかないかで閲覧率は劇的に変わっていたでしょう。
一番致命的だったのは『説明書きのPOP』を一切用意しなかったことで、現地で手書きで書いたのですが、これをもう少し体裁を整えて出展していれば良かったな、と反省しています。
説明書きが分かりにくいと本を読んで判断するしかないのですが、僕たちの本の文量的にそのやり方で判断するには時間がかかり過ぎます。

 

また後になって思ったのは、頒布した本の見所数箇所にしおりを挟んでおくのもアリだと思いました。
各ブースの本を最初から最後まで読む訳にはいかないので、曖昧に分からないまま去っていかれる方が多かったのですが、見所のページを引いてもらうことでそれが購入の導線になることはあり得るなと。
他にも自分たち以外のブースを見ていて思ったのは、フリーペーパーを配っている方が散見されたので、しおりではなく、見所を集約した見本誌を無料配布するのも一つの手だったのではないかと。
その方法でしたら『買ってくれオーラ』を出している出展者の目の前で読むプレッシャーもなく、別の場所で読んで後でブースに戻ってきてくれる可能性もありますから。

僕たちの本は哲学的であったり、難解であったり、少なくとも『読みやすさ』とは無縁だったので、その点でも反省点はあります。
今回は初参加ということもあり、一冊のみの頒布でしたが、次回参加することがあれば他にもバリエーションを広げ、手に取りやすいシンプルな本も置いておくべきだなと思いました。
メインはあくまで哲学や文学なのですが、そういう本があるだけで結果的にそれがメインの本を購入する導線になるはずだからです。

今回は今回で『硬派なブース』にはなったと思うのですが、もう少し一般性を持たせて良かったんじゃないかなー、というのが初回参加の感想です。
また次回があれば是非参加したいですね。

文芸サークル『gamu』
http://gamu.jp