神話
芸術理論というのはあらゆる終末への手掛かりとなるものだ。即ち「アーキタイプかくあり」が理想の境地として、そこに到る諸神話の普遍性を描く理論であって、アーキタイプそのものを描画するのは「理論の領分」ではなく、「行為の領分」だ。 僕の芸術理論と…
僕はキリスト教についてそんなに詳しくないし、知ったかかもしれないけど、「汝の隣人を愛せ」という言葉はよく聞くし、キリスト教の一つの最大原理なのかなと思う。 でもフロイト的に言えば戦争はなくならないし、アプリオリな本質というのは絶対に変えられ…
僕達は「神かくあり」に向かって「我かくあり」に到らざるを得ない世界に生きている。そこでその神と我を繋ぐ言葉は「ゆえに」か「しかし」か「そして」なのかを考えてみた。 先ず「神はこうある、ゆえに我はこうある」だと、我まで必然性の延長になるから、…
僕は「万回創世をやり直しても万回造られるもの、為されるもの、同じになるもの」を「必然」と呼ぶ。例えば言葉、恋、神などがそれだ。翻ってそうはならないものを僕は「偶然」と呼び、例えば花言葉、恋人、神話などがそれだ。 一応一つ前のツイートはrootに…
YouTubeに「天地創造の物語」をアップロードしました。 http://www.youtube.com/watch?v=O0a_HeF_PeA この動画はリンク先の説明にもある通り、大神のオープニングにインスパイアされて造り始めたものだけど、日本画的な風雲の描写とか、降り積もる羽根だとか…
(ツイッターの)プロフィールを更新したが、ここに書いてあることは時間的には負の因果だ。普通因と果は未来に対して結ばれるものなのに、過去の為に因を踏むということを言っているからだ。 これは「個人史が清められるか呪われるかは今次第」ということだ…