BLOG.NOIRE

THINK ABOUT SOMETHING.

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アクションゲームの分かれ目

アスラズラースはやってないから分からないけど、おそらくスタイリッシュアクションの系譜だろう。その時点で文法的に煮詰まってるし、プレイ前に大体のプレイフィールが読めてしまう訳だから、どこかの雑誌が高得点を付けない限り、売れないと個人的には思…

黄金律は最終論じゃない

「ハッピーなものは華。それがハッピーだと思える君もまた華。そういう君達の集合が楽園となり、誰もが憧れる繁華街になる。だから振り向くよりも前に進もう。堕ちるよりも高く飛ぼう!」 ある神学者は「人々次第で世界は今すぐ楽園になる」と言ったけど、彼…

引き篭もる理由

「一生遊んで暮らしたい」というのは、小さい頃なら誰もが一度は考えるだろう。もちろん僕もそう考えたことがあるし、その期間も結構長かった。今でもない訳じゃないけど、もうあんまりそこには駆け込まなくなった。 なってもない状態だからいくらでも言える…

トランスフォーマーに見るギャンブルの不可能性

トランスフォーマーを観ていて思ったのだが、計算できる範疇が現実離れし過ぎているのに映画だから成立してしまう、ご都合主義だということ。例えば鉄の塊が切断された時の破片の散らばり方など計算できる筈もないのに、そこに巻き込まれた主人公を安全に拾…

一回性という名の出逢い Pt.2

昨日つぶやいた一回性というのは、出逢いのことであり、純粋偶然性というのは、すれ違いのことである。内的必然性の紐が解かれた状態の自由は、何にも出逢わないし、逆に我に紐付けられた自由は、偶然性という出逢いを呼び込む。 これは赤子の頃の自分と今の…

一回性という名の出逢い

少なくともツイッターは僕の場合、偶然性の組織化=ディレクションでやってるつもりだ。明日のツイートはどうなるか分からないし、明後日のツイートなら更にもっと分からないし、そしてツイッターを始めた初日から考えれば、今の自分は想像以上にロジカルに…

神が生まれた瞬間

独我論という訳じゃないんだけど、斉藤和義っぽく言えば「誰もが誰よりも神話している」のが世界の構造だ。 我以上に尊いものを置かない所から、神話が始まる。言わば主人公を自分に設定し、主観を絶対化することで世界はその人の舞台になる。僕にとっては僕…

自由とディシプリン

紐付けからの飛翔はディシプリンを前提として、自由を帰結とするけど、紐なしからの飛翔は自由を前提として、それ自体が枷になることを帰結とする。簡単に言えば子供が順を追って大人になるか、段階をすっ飛ばして大人になるか、その違いだ。 言わば「世界が…

常識のやらず嫌い

僕が重度のメンヘラから軽度のメンヘラに回復する過程で実感したのは、僕等はほとんどの常識を「やらず嫌い」しているということだ。 例えば引きこもりは太陽に当たれとか、外で活動しろとか、早寝早起きでリズムを造れとか、割とよく言われがちだけど、どれ…

ディレクションの何たるか

ルーチンワークの外側で活動してる人なら分かると思うけど、論文でも、創作でも、試合でも、特攻して初めて見えてくる境地というのがある。いわゆる「偶然性の組織化」というやつだ。 初めから全体像が見えてしまってる創作というのは、基本的につまらない。…

ニートの病理学

ニートが一種の癖なら同性愛も(性)癖だから、今は否定的に見られてても将来的に見直される時代が来るかもしれない。同性愛と同列に語るのは問題かもしれないけど、単純なニート批判は単純な同性愛差別とあんまり変わらない気がする。 甘えから来るニートも…