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THINK ABOUT SOMETHING.

恐れずにバカになろう

ツイッターをやっている時につくづく思うんだけど、『記述する癖』を習慣化するのはとても大切なことだ。 例えば僕が意識的に物を書くようになったのは、中学生の頃からだ。その時の文章(記述)を今になって見返すと、恥ずかしくて消してしまいたいぐらいの…

敷居放棄に到るまで

僕は『分かりやすい企画』というのが基本的に好きじゃない。最近で言えばソウルサクリファイスの救済と生贄みたいなシステムがそれだ。 以前もつぶやいたけど、分かりやすい企画というのは説得力があるから基本的に通りやすい。でも本当に熱いのは『簡単には…

シングルタスクを心掛けよう

ミスを犯した時に何となく思うのだけど、人間が極端なエラーを吐く時って大体マルチタスクになってる時のような気がする。 例えば僕は割と緊張する方だから、会計で並んでる時に小銭が中々出せなかったりする。鈍臭いというのもあるけど、後ろの人の待機時間…

神の不在証明 Ver1.5

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つとして存在しない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変質していくし、仮に時間を…

神の不在証明 Ver1.2

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つとして存在しない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変質していくし、仮に時間を…

神の不在証明 Ver1.1

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つ存在せず、同じこともまた何一つ起こらない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変…

神の不在証明

定義 神は全知全能である 公理一 全知全能は数学的記述(等価物を前提とした記述)である 公理二 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つ存在せず、同じことは何一つ起こらない 証明一 同一物であれ時間と空間が違え…

思えば遠くへ来たものだ

同じ話を繰り返してる気がするけど、以前読めなかった漢字が勉強した訳でもないのに読めるようになった、ということはよくあることだ。これは新聞のルビやテレビのナレーションを『無意識的に見る』ことで、頭に残ったということだと思う。 僕は昔は対人恐怖…

トランス・ヒューマニズム

『強烈なもの』というのは『物事を台無しにするもの』と解釈することができる。意識というのは最も強烈な所に収束する仕組みになっているから、例えば空調で全身を涼しく保っていても、お湯をこぼせば涼しさなんて一瞬で吹き飛び、意識がそこに集中する訳だ…

ラプラスの悪魔的に

漠然と考えてたのだが、ある行動からその心理的構造を逆算する読心力と、ある企画からその未来予想図を算出する構想力は、等価なのかもしれず、前者が『過去を遡る行為』とすれば、後者は『未来を辿る行為』と言えるだろう。 この二つの何が共通してるかと言…

音夢的国家論

以前にも似たようなことをつぶやいたが、愛の本質は『贔屓』ゆえに、万人に隣人愛を実践するという思想は矛盾している。 例えば6:4で恋人が悪いという状況の時に、隣人愛を平等に働かせて4の他人を立てるとか、普通はやらないし、仮に9:1であっても恋人をフ…

知ったかアプリ論

自分がiPhoneに入れてるアプリはベタなのしかないけど、どれも凄く実用的且つ生活水準が向上するという点で、全て共通している。 それを更に分類していくと、先進的なアイディアから来るものは特になく、『かゆいところに手が届くもの』と『作成難易度から来…

黙することを恐れるな

弁が立つ人間に言い負かされて、しかし胸中に残るこのもやもやは一体何なんだ、という状況が僕は凄く多い。要するに口下手なんだけど、無言の内に秘めてる感覚というかイメージというか、そこでは絶対負けてない自信がある。 もちろん人間は機械じゃないから…

自由意志の証明 Ver1.7

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

クラウドゲーミングもどき

今考えたら遠回りなことしてたな、と思うけど、PS3のゲームをiPadでプレイする為に、キャプチャボードをPCに挿し、それとPS3を接続して、iPadからSplashtopでリモート接続するということをやっていた時期がある。 もし遅延がなければこれで良かったんだけど…

覚醒度と具体度

そんな言葉があるかどうか知らないが、『覚醒度』と『具体度』というのはコインの裏表だとふと思った。 この覚醒度というのは微妙に違うけど『覇気』という言葉に近く、普通に生活してても半分寝てるかどうか分からないような人間と、明々白々と生気が感じら…

シリーズとスピード

新生FF14のオープニングムービーを観た。そこで思ったのが、独自の世界観を築いてるシリーズは要素をその世界から引っ張ってこれるということ。 例えば「このシーンでバハムートを」「このシーンでベヒーモスを」出すと決めるとして、そのバハムートもベヒー…

知覚の無意識的なメカニズム

今日街中でおかきを嬉しそうに持ち帰ってる初老の人を見かけた。そこで変な違和感を感じたので、味覚というものについて少し考えてみた。 別にこの人を悪く言う訳じゃないんだけど、比較的若い世代の子がルンルン気分でおかきを持ち帰る絵は、あんまり思い浮…

ファンタジーライフのスクリプト

僕は昔「隠れんぼのゲームは造れないのか」と考えたことがある。ゲームがオンライン化していく傾向の中で、今なら成立するかもしれないという所から発想を始めた訳だけど、結局すぐに「これは無理だな」と覚るようになった。 先ずゲームの仮想世界の中で隠れ…

黎明期は万人普遍に存在する

ゲームでも映画でも小説でも、クリエイターたるもの楽しむに留まらず、足りずを想像しろという考えがある。たった一つの要素を追加したり、たった一つの場面を推敲するだけで全体の印象がガラリと変わることはあるし、それをあらゆる作品に実践するべしとい…

原点に還る創作

ファンタジーライフをプレイして思ったこと。先ずジャンル的にはルーンファクトリーに近いし、決してオリジナルではないんだけど、雛形を置き去りにして成長したジャンルの雛形を取り戻しにいく創作が、これだと思った。 僕はゲーム好きの癖にそこまでゲーム…

絶無のコイン

音楽を聴きながら寝てて一つ気付いた。寝てるということは当然目を瞑ってるし、視覚的な世界は全て消え去る訳だけど、スピーカーの位置から音楽は聞こえてくるので、聴覚的な世界は残っている訳だ。 このことで何を思ったかと言うと、自分の精神の範囲がどこ…

ブランド=本領発揮の土台

マリオUをプレイしていて思ったのだけど、一つ何かを打ち立てたとする。するとそれに伴って「こんなこともできるかもしれない」があちこちに現われる。只打ち立てて終わり、ということはあり得ないし、全体の変動を察知し、再構築することでようやく意味を成…

精神は未来に向かって完成されていく

以前にもつぶやいたと思うが、僕は割と楽観的に精神の上積み方式を信じている。昔はできなかったことが今ならできるし、この流れは不可逆だから、今現在この瞬間が、『人生の最先端』にして『自分の最高峰』ということになる。 もちろん上積みが崩れる年齢も…

自由意志の証明 Ver1.6

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

自由意志と霊性

僕は神秘学的な領域にはあまり興味がないというか、キライなんだけど、何となくそういう思考をしてしまったので、ちょっと書いてみようと思う。 昨日『自由意志の証明』を更新し、はてなダイアリーの方にも投稿したが、僕の唯物論のイメージというのは、先ず…

自由意志の証明 Ver1.5

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

Wii Uの持つ『ノリ』

Wii Uについて。わらわら広場のコメが中々更新されないのは、今後百とか千とかゲームが増えていくと精査対象のコミュが膨大になるから(広場に繰り上げられるコメは精査をクリアしたものだけの筈)、初動はゆっくりという魂胆から来てるような気がする。予め…

選民思想とクリエイターズ・ハイ

『運動―→理性―→惰性―→習性―→自動』という活動モデルを想定してみたのだけど、この前半を活動領域、後半を天才領域と呼ぶとして、ほとんどの人は「惰性以降習性未満」で散る定めだと思う。要するに、活動的(あるいは鬱的)ではあっても天才的(あるいは躁的…

本質は無限だ

精神における終日代謝と基礎代謝の差分からエロスを逆算できないだろうか。基礎代謝とは言い換えれば自動的な代謝のことであり、終日代謝とその代謝との差分が運動的な代謝であると仮定して、それは何らかの終末を見据えたエロスの表象と見ることはできない…