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BLOG.NOIRE

THINK ABOUT SOMETHING.

哲学

放たれるべくものとして我はある

僕は万回創世をやり直しても万回造られたであろうものを『原理的なもの』と呼んでいるが、これは人物に対しても適用することができ、万回生まれ戻っても万回造られたであろうものも同じく原理的なものなのだ。僕は長年これを神聖視してきたけど、どうやらそ…

彼こそがギャングスタ

理論上万人に可能な最高位――過去の例で言えばその最たる象徴が三島であり、では例えばランボーはどうなのかと言うと、それは三島が殺したケースバイケースから生まれた異端ではなく、三島とは別のベクトルの普遍的終末及びその拡張終末の帰結として、彼があ…

『我らかくあるべし』から『我かくあるべし』へ

普遍的終末の母子数=数値の部分は後付けである。例えば芸術家にしろ音楽家にしろ、その普遍的終末というのは類型論を最後の砦とした征服の最深部のことであり、その征服行為が普遍的に可能である場合、それが小刻みに数値を変動させ、類型論的征服=拡張終…

深淵のその先へ

深淵のその先へ進軍する為に類型論を使うのは妥当だけど、この飛び道具は終末の確定作用ももたらすので、浅はかな段階で使うのはもの凄く勿体無い。要するに、100/100の深淵で使うよりも10/10の深淵で使うべしということなのだ。 ユングの類型論は8タイプあ…

マイノリティーの究極へ

1/1の深淵も100/100の深淵も同じ普遍的終末ではあるが、前者は分析心理学を応用した拡張的な普遍的終末であるがゆえ、深みという点で後者には勝ち目はないが、同じように他者に適用できるかと言えば疑問が残る。自己啓発の類のことだ。 例えばドストエフスキ…

普遍的終末の更新

普遍的終末という言葉について少し補足を。これは『アトランダムな解釈が始まるボーダーライン』のことであり、それ以降は『普遍性の及ばない固有の領域』になる。このボーダーラインまでは普遍的に事実が確定されていて、その公理的なものを積み重ねる行為…

学術的オリンピックの夢の跡

何かを食べた時に口に食べかすが付いて、それを周りの人間が指摘する。言われた通りにおしぼりでそこを拭いても、相手の映像と自分の想像にギャップがあるから、中々拭けない状態が続く。今日はそういうことを考えてみた。 この時一番手っ取り早いのは、鏡を…

『あるがままであれ』と『かくあるべし』

その尺度が全てではないだろうけど、『美』の一つの定義として『高度化されてるか否か』というのがあると思う。僕は自然主義的な性格も持ち合わせてるけど、最終的には理想的なものの方が美しいと思う。 極論的に言ってしまえば、デフォルトは全て美しくない…

精神の永久機関=半永久機関

先日つぶやいたエロスというのは言わば『自動運動』のことだから、自然体=収束する無制約とはまた意味が違うし、そしてその運動力を激化させることを『あるがまま』と呼んでいる。ややこしいけど、あるがままにはあらゆるストレス的なものも含まれていて、…

命名と形容

あらゆる物事には名前を付けることができる。その名付け方は他と重複せず、それそのものの唯一性を表しているのが理想で、例えば自分の住所は日本だが、更に突っ込んで大阪に住んでいるという方が重複率も落ち、唯一性も高くなる。番地と表札まで行けばほぼ…

あるがままであれ

自由を『誰の為でもない自己目的を果たせる力』と定義した場合、それは過去に向かって空想的に巨大化し、未来に向かって現実的に巨大化する。これは人間の成長が上積み式という自分の考えに繋がるし、次第に実相が把握できる訳だ。 小さい頃は宇宙飛行士を夢…

神の不在証明 Ver1.5

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つとして存在しない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変質していくし、仮に時間を…

神の不在証明 Ver1.2

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つとして存在しない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変質していくし、仮に時間を…

神の不在証明 Ver1.1

定義 神は全知全能である 公理一 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つ存在せず、同じこともまた何一つ起こらない 証明一 同一物であれ時間と空間が違えば等価物ではなくなる。人間で考えるなら時系列的に姿形は変…

神の不在証明

定義 神は全知全能である 公理一 全知全能は数学的記述(等価物を前提とした記述)である 公理二 万物は時系列的に流転し、その時間は不可逆である 定理一 世界に同じものは何一つ存在せず、同じことは何一つ起こらない 証明一 同一物であれ時間と空間が違え…

思えば遠くへ来たものだ

同じ話を繰り返してる気がするけど、以前読めなかった漢字が勉強した訳でもないのに読めるようになった、ということはよくあることだ。これは新聞のルビやテレビのナレーションを『無意識的に見る』ことで、頭に残ったということだと思う。 僕は昔は対人恐怖…

トランス・ヒューマニズム

『強烈なもの』というのは『物事を台無しにするもの』と解釈することができる。意識というのは最も強烈な所に収束する仕組みになっているから、例えば空調で全身を涼しく保っていても、お湯をこぼせば涼しさなんて一瞬で吹き飛び、意識がそこに集中する訳だ…

ラプラスの悪魔的に

漠然と考えてたのだが、ある行動からその心理的構造を逆算する読心力と、ある企画からその未来予想図を算出する構想力は、等価なのかもしれず、前者が『過去を遡る行為』とすれば、後者は『未来を辿る行為』と言えるだろう。 この二つの何が共通してるかと言…

音夢的国家論

以前にも似たようなことをつぶやいたが、愛の本質は『贔屓』ゆえに、万人に隣人愛を実践するという思想は矛盾している。 例えば6:4で恋人が悪いという状況の時に、隣人愛を平等に働かせて4の他人を立てるとか、普通はやらないし、仮に9:1であっても恋人をフ…

黙することを恐れるな

弁が立つ人間に言い負かされて、しかし胸中に残るこのもやもやは一体何なんだ、という状況が僕は凄く多い。要するに口下手なんだけど、無言の内に秘めてる感覚というかイメージというか、そこでは絶対負けてない自信がある。 もちろん人間は機械じゃないから…

自由意志の証明 Ver1.7

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

覚醒度と具体度

そんな言葉があるかどうか知らないが、『覚醒度』と『具体度』というのはコインの裏表だとふと思った。 この覚醒度というのは微妙に違うけど『覇気』という言葉に近く、普通に生活してても半分寝てるかどうか分からないような人間と、明々白々と生気が感じら…

知覚の無意識的なメカニズム

今日街中でおかきを嬉しそうに持ち帰ってる初老の人を見かけた。そこで変な違和感を感じたので、味覚というものについて少し考えてみた。 別にこの人を悪く言う訳じゃないんだけど、比較的若い世代の子がルンルン気分でおかきを持ち帰る絵は、あんまり思い浮…

黎明期は万人普遍に存在する

ゲームでも映画でも小説でも、クリエイターたるもの楽しむに留まらず、足りずを想像しろという考えがある。たった一つの要素を追加したり、たった一つの場面を推敲するだけで全体の印象がガラリと変わることはあるし、それをあらゆる作品に実践するべしとい…

絶無のコイン

音楽を聴きながら寝てて一つ気付いた。寝てるということは当然目を瞑ってるし、視覚的な世界は全て消え去る訳だけど、スピーカーの位置から音楽は聞こえてくるので、聴覚的な世界は残っている訳だ。 このことで何を思ったかと言うと、自分の精神の範囲がどこ…

精神は未来に向かって完成されていく

以前にもつぶやいたと思うが、僕は割と楽観的に精神の上積み方式を信じている。昔はできなかったことが今ならできるし、この流れは不可逆だから、今現在この瞬間が、『人生の最先端』にして『自分の最高峰』ということになる。 もちろん上積みが崩れる年齢も…

自由意志の証明 Ver1.6

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

自由意志と霊性

僕は神秘学的な領域にはあまり興味がないというか、キライなんだけど、何となくそういう思考をしてしまったので、ちょっと書いてみようと思う。 昨日『自由意志の証明』を更新し、はてなダイアリーの方にも投稿したが、僕の唯物論のイメージというのは、先ず…

自由意志の証明 Ver1.5

定義 自由とは系の根であると同時に、独自の原理の出発点である 公理一 宇宙の起源と生命の起源には時間差がある 定理一 世界は物的なもののみならず、霊的なものにも満たされている 証明一 宇宙の起源の直後は唯物論的であり、一切の生命は死んでいる筈だが…

選民思想とクリエイターズ・ハイ

『運動―→理性―→惰性―→習性―→自動』という活動モデルを想定してみたのだけど、この前半を活動領域、後半を天才領域と呼ぶとして、ほとんどの人は「惰性以降習性未満」で散る定めだと思う。要するに、活動的(あるいは鬱的)ではあっても天才的(あるいは躁的…

本質は無限だ

精神における終日代謝と基礎代謝の差分からエロスを逆算できないだろうか。基礎代謝とは言い換えれば自動的な代謝のことであり、終日代謝とその代謝との差分が運動的な代謝であると仮定して、それは何らかの終末を見据えたエロスの表象と見ることはできない…

ポータルとしての芸術理論

芸術理論というのはあらゆる終末への手掛かりとなるものだ。即ち「アーキタイプかくあり」が理想の境地として、そこに到る諸神話の普遍性を描く理論であって、アーキタイプそのものを描画するのは「理論の領分」ではなく、「行為の領分」だ。 僕の芸術理論と…

終末への火継ぎ

「エロスから派生する全ての静的なものが必然」としたけれど、「静的」という言い方を「終末的」とした方が正確かもしれない。 「神」や「愛」はもちろんのこと、「答」や「楽園」なんかもそうで、アンオフィシャルな観念として存在はするものの、例えば答に…

神のハッキング

僕はキリスト教についてそんなに詳しくないし、知ったかかもしれないけど、「汝の隣人を愛せ」という言葉はよく聞くし、キリスト教の一つの最大原理なのかなと思う。 でもフロイト的に言えば戦争はなくならないし、アプリオリな本質というのは絶対に変えられ…

インスピレーションのメカニズム

久々に昔のツイートを読み返して思ったことを書く。「インスピレーション=あり得ない選択肢にリンクできる構造」というツイートがあったのだけど、この書き方は少し語弊があり、あり得ないものはあり得るものでなければならない。 更に言えば「あり得ない選…

『神』と『我』を繋ぐ言葉

僕達は「神かくあり」に向かって「我かくあり」に到らざるを得ない世界に生きている。そこでその神と我を繋ぐ言葉は「ゆえに」か「しかし」か「そして」なのかを考えてみた。 先ず「神はこうある、ゆえに我はこうある」だと、我まで必然性の延長になるから、…

センスオブワンダー

論理的な思考に基づいて試行錯誤し、自分なりの手応えを掴む。これは「慣れる」という行為の基本的なルールだと思うし、「論理がなければ何に基づくのか」というのは最もな意見だ。 でもこれはある一線までの話で、その一線以降を想定すると「感覚」が重要に…

御子としての偶然性は記録足り得るか

僕は「万回創世をやり直しても万回造られるもの、為されるもの、同じになるもの」を「必然」と呼ぶ。例えば言葉、恋、神などがそれだ。翻ってそうはならないものを僕は「偶然」と呼び、例えば花言葉、恋人、神話などがそれだ。 一応一つ前のツイートはrootに…

音夢的相対性理論

原体験と言うと大袈裟になるけど、僕の思想を形造った一つの言葉に、ベック・ハンセンの「あらゆるものはバランスだ」というのがある。決して中庸を推奨する訳じゃないけど、ある一方向に振り切れるべきものというのは皆無で、折り合いこそが全てなのだ。 例…

比喩は力なり

何か一つを極める時、論理で固めるのも重要だけど、言葉は本質の近似にはなり得ても本質そのものにはならないし、必ず綻ぶ。かと言って短絡的な観念主義に陥ると足掛かりが曖昧で、思考がまとまらないから、最低限の論理は要る訳だ。 しかし論理とは本来重た…

非合理合理速度主義

自由意志の証明から明らかなように、虚無は有の前提であり、有を有足らしめるものであり、死とは全くの別概念である。死せる物質は一切の有を生み出さず、しかし生ける物質は虚無を内包する為、創造行為が可能である。 それは死せる物質としては芸術行為とし…

ロッククライミングに見る天才の定義 Pt.2

ロッククライミングの話の続きだけど、標高0m地点(要するに地上)からのルートの見え方と昇り方、標高1000m地点からのルートの見え方と昇り方は、基本的に同じ筈だ。 要するに、標高0m地点=凡人領域と、標高1000m地点=天才領域とでは、実は基本的に「同じ…

ロッククライミングに見る天才の定義

職場で「いえいえ」と発言した時に思ったのだけど、僕の言葉遣いは割と曖昧で、言葉の本来の意味から外れてることもよくあると思う。それでも「いえいえ」という言葉が出てきたのは、「これでイケるんじゃないか」という直観が来たからだ。 日常会話というの…

『狭き過去(文法)』と『広き今(文脈)』

VITAのビームスデザインのポーチを買った。そこで漠然と思ったのが、デザインはまあまあいいんだけど、結局「既存のデザインのデジャヴでしかない」ということだ。ビームスは服も好きなんだけど、最近「ハイ・ユニクロ」みたいなイメージになりつつある。 要…

論理を終わらせるもの

ゲームなんかは既存の素材を当てはめていくというより(もちろんそれもあるんだけど)、当てはめようとするパーツそれ自体が既に創造的=複合的だから、自分の考える創作論は破綻しない。但し小説なんかだと煮詰まった時、それをたった一語の言葉が打破する…

インスピレーションはクローズドなリンク

何となく思ったのだけど、新メニューを考えるのが創作だとして、「この食材は絶対違う」というのがあるだろう。例えば焼きそばの亜流を考えるとして、そこに納豆を入れるとか、普通はまああり得ない訳だ。 この「論外の選択肢」を外していくのは当然として、…

dreams come true

ないものを求めるのも、隙間を求めるのも、独創性としてなんか違う。例えばアパレルで「ジーンズを超えるアイテムを造ろう」という企画があるとすれば、それは馬鹿げている。完全にないものを求める発想で、その縮図が隙間を求める発想で、こっちは現実的だ…

松本人志と宮本茂の対談

今更ながら松本人志と宮本茂の対談を見た。発言の一つ一つに「第一線から見た意見」が窺えて、すごく楽しかった。 但しクリエイティブな成績を残してるから発言に重みが宿る訳で、同じことを例えば僕が言っても何の説得力もないだろな、とは思った。そういう…

ディレクションに到る物語

ドラゴンズドグマを軽くプレイしてみた。そこで思ったのが「全てが凡庸なゲーム」だということで、独断で責任を負うディレクターの気配を感じられなかった。 常識的な判断、本命の判断で総合された、最近のFFに近いクリーンアートと同じ印象を持った。一人の…

マストアイテムの成立条件

中学生ぐらいでスニーカーに興味を持ち始めた時、一目見てカッコいいと思えたのは、コンバースのハイカット。逆にジャックパーセルとかはカッコいいと思えなかったけど、今はジャックパーセルの方が好きになっている。 これはアディダスのウルトラスターとか…